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【藁文の家】Vol.4 古くから伝わるもの

「藁文の家」で使用する木材には 柿渋とべんがらをオリジナルでブレンドした塗料を使用。

岐阜県の大垣で古くから柿渋を作っている生産者から直接購入し その中にべんがらを混ぜます。

棟梁が材木から削り出した部材ひとつひとつに柿渋を丁寧に刷毛で塗り ウエスで拭き上げて乾燥させる

塗ってすぐには分かりませんが 太陽光に当てることで 少しずつ木材の表面に褐色の強力な保護層を形成します。

 

古くから伝わり 今に残っている知恵や技術は優れたものが多くて驚かされます。

生活にまつわる様々な知恵や技術 気候風土に逆らわない素直なしつらえ。 

もの作りの職人たちが本質を極限まで追求し続けて生み出す材料の数々

長い年月を経て受け継がれてきた職人の技術

ストローベイルハウスはそういった技術と共に成長させたいと思います。

ベイル工事は週末にワークショップで行う予定なので

棟梁は休日返上で現場を進めてくれています。